内田樹さんは、以前から石川康宏さんと共著で「若者よマルクスを読もう」という本を出版されているそうですが、その第4巻がまもなく発売されるということで、その「販促」記事だそうです。
マルクスなど時代遅れというのが一般的な感覚かもしれませんが、実はそうでもないといったところでしょう。
これまでの本は日本だけでなく韓国語、中国語にも翻訳され出版され、けっこう売れているとか。
韓国ではこれまでは禁書であり、ようやく読めるようになったばかりということはあるのでしょうが、中国でも売れているというのは驚きのようです。
さらに、アメリカでも売れる可能性があるとか。
記事中にあるように、アメリカではAI導入により大きな雇用縮小が予想されています。
それは控えめに見ても14%、悪くすれば30%の人たちが職を失うことになります。
こういった人々を「自己責任」と称して放り出せば数百万人ものホームレスを生み出すことになります。
この状況はまさしくマルクスが予測した「富裕化する資本家」と「窮乏する労働者」であり、マルクスの再評価が間違いなくやってくるとか。