熊本都市圏でもバス路線の不振が続き、民営の熊本バスも再生計画という話ですが、市営の都市バス ゆうゆうバスも始めてからわずか3年でほとんど廃止されるということです。
これは、3年前の政令市化と同時に郊外の交通が不便な地域に設定したものですが、昨年早くも見直しと称して路線削減したのに続き、今年でほとんどの路線は利用者が少ないとして廃止されるようです。
以前にも書いたと思いますが、公共交通というものはそれがあるかどうかで、家をどこに建てるかという判断材料にもなるほどのものですので、そう簡単に見切られたらたまったものじゃありません。もっと長い目で育成してこそ使おうという気持ちにもなるものです。
結局、行政のポーズで「何かやってます」というところを見せたいだけだったのでしょう。使わなかったのは住民の勝手なのであとは知りませんとでも言わんばかりです。
昨年退任した前市長はなにか格好はつけるものの、心が伴っていない感がしたのですが、現市長もその朋友だそうです。似たもの同士なのでしょうか。
まあ熊本市民でもない自分ですので、どうなってもあまり関係はありませんが、熊本市でも郊外の住民は今後年を取ったり身体を悪くしたりして車の運転ができなくなったときには困ることでしょう。