爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

「パイロットが空から学んだ危機管理術」坂井優基著

元パイロットの坂井さんが危機管理について現場、中間管理職、トップのそれぞれの立場に分けてやらねばならないこと、してはいけないことを指摘したものです。

一点それぞれを3ページまでにまとめていますので、読みやすい指摘になっていますが、若干説明不足になっており、特にこの本の出版時2006年には良く知られていた事例だったかもしれませんが、すでに7年が経ってしまうとちょっと記憶が薄れてしまったものも多く、何だったかなと思わせるものがあったようです。
まあ、あまり時を置いてから読んでもらえるようなロングセラーを目指したものではないようですが、ちょっともったいないかもしれません。