元パイロットの坂井さんが危機管理について現場、中間管理職、トップのそれぞれの立場に分けてやらねばならないこと、してはいけないことを指摘したものです。
一点それぞれを3ページまでにまとめていますので、読みやすい指摘になっていますが、若干説明不足になっており、特にこの本の出版時2006年には良く知られていた事例だったかもしれませんが、すでに7年が経ってしまうとちょっと記憶が薄れてしまったものも多く、何だったかなと思わせるものがあったようです。
まあ、あまり時を置いてから読んでもらえるようなロングセラーを目指したものではないようですが、ちょっともったいないかもしれません。