ローマ人の物語全巻を読破しましたが、そのガイドブックがあったのに気づき、今になって読んで見ました。
登場したローマの各地の風景や、塩野さんとの対談などを収めてあります。最初に読んでおけば良かったかもしれませんが、逆に興ざめになったかも知れません。
最後の塩野さんとインタビューテーマは「なぜローマ人は”寛容”だったのか」、現在の覇権国家と言えるアメリカや中国などが寛容とは正反対の行動をしていて、あっという間の没落もあり得ると思わせる中、ローマが長く繁栄を続けていた理由であるのかもしれず、興味深いところです。