編者と言われるエンサイクロネットというものが、どのようなものか全く不明ですが、さまざまな読み物を書いているようです。
人物なのかグループなのかも分かりませんが、扱っているものが多岐にわたりますので、一人ですべてをカバーするのは難しいでしょうからやはり何らかのグループなのでしょう。
まあ他愛もない読み物ですが、これといった誤りの箇所もないようです。暇つぶしには良いのかも知れませんが、特に読んで驚いたと言った部分も少なかったようです。
そんな中で、野球関係ですが、プロ野球で開幕前の練習戦を「オープン戦」と呼びますが、これは典型的な和製英語です。英語では「オープニングゲーム」と言う言葉はありますが、これは開幕試合のことであり、日本のオープン戦とは関係ありません。また、ゴルフの「全米オープン」と言うのはプロアマ問わずに参加できると言う意味のようです。ならなぜ日本でそのようなオープン戦という言葉が使われるようになったのかと言うのが疑問ですが、その答はこの本には書いてはありませんでした。
なお、ネアンデルタール人はなぜ絶滅したかという疑問に対し、現代人が大量虐殺した可能性もあるとありますが、これはどうでしょう。そのような証拠はなかったのではないかと思いますが。なお、一部にネアンデルタール人由来と見られる遺伝子を持つ人もいるというのは事実のようです。
