テレビのニュースで忘れかけていたような病気の子供が増加しているということを聞きました。
「くる病」というと、ビタミンDが不足することでカルシウムの骨への沈着ができなくなるため、とくに幼児で足などの骨の発達が悪くなると言う病気ですが、栄養状態が良くなり日光浴も適度にしてきたことからあまり聞かない病気になったようでした。
しかし、最近また幼児で発症する子供が増えているそうです。医師も診た経験が少ないためかすぐに診断が下せない場合も多く、何箇所も病院をめぐりようやく病名が分かる場合も多いとか。
適切な栄養を取り、適度に日光浴をしていれば大丈夫なはずですが、アレルギーなどで食べられる食物が偏ったり、紫外線の悪影響ばかり考えすぎてまったく外で遊ばせなかったために発症してしまうことがあるようです。
バランスの取れた生活と言えば聞こえは良いですが、実際は少しずつリスクを被りながらひどい病気にはならないように管理していくことが必要でしょう。ほかにもそのような場面は多くありそうです。