爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

「波に座る男たち」梶尾真治著

落ち目のヤクザが組をたたんでクジラ漁を始め、それに借金をしていた料理人と老人のスナイパーが絡み東シナ海で漁をするのに、さらに暴力団も真っ青の超暴力的な動物愛護団体や台湾マフィアが登場すると言うドタバタで、まあ有り勝ちな設定かと思います。
最後にはクジラの体の一部が思わぬ働きをするというところまで、徹底した内容でした。