「日本の食卓から魚が消える日」小松正之著

著者は農水省で長く水産行政を担当し現在は大学教授に転じて水産業に関する著書も数多く出版されているようです。したがて、世界の中での水産業と言うもののおかれた状況、日本の水産業の問題点など非常に詳しく、また率直に書かれていると考えられます。 2010年発行の本ですが、当時はクロマグロの乱獲による激減が問…