爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

博多のストーカー殺人、いたましい事件だがではどうすれば良いのか。

博多駅のすぐそばで起きた女性の刺殺事件は元交際相手が付きまとい殺害に至ったということも分かってきました。

ストーカー行為で警察に相談し、警告もされていたようですが、それで事件発生を防ぐことはできませんでした。

被害者やご遺族の無念は想像するだけでもこの上ないものでしょう。

 

こうなると起きてくるのが「警察はもっと厳しい措置が取れなかったのか」という批判です。

現に我が家の購読新聞の声の欄にもそういった意見が見られました。

ただし、ことはそれほど簡単なものではありません。

脅迫するような言動、行動を取る人間はそれだけで逮捕起訴?

そうしていけば事件発生は少しは減るかもしれませんが(それでも絶滅は不可能でしょう)ロシア中国や北朝鮮をはるかにしのぐ警察国家となることになります。

 

ストーカー行為の警察への相談がどれほどあるのか、よくは分かりませんがおそらく全国で年数百件ということはないでしょう。

その数ケタ上の件数ではないでしょうか。

そのすべての加害者を刑務所へなどと言うことができるはずもありません。

その中で危険人物だけを選らぶ? まあ不可能です。

 

とはいえ、年数件とはいえこのような殺人・傷害事件まで発展する事例があり被害者も出ています。

その防止にはまだ相当な検討が必要でしょう。