爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

EU議会での汚職事件、「あなた方は恥だ」という厳しい言葉で批判される。日本では聞けなくなった言葉。

ちびころおばさんこと、ベルギー在住のshohojiさんという方のブログはヨーロッパの生の雰囲気を感じさせてくれるもので、毎日楽しみに拝見しているのですが、EU議会で汚職事件が起こり、容疑者たちが逮捕されたり辞職させられたりと言った事態になっているそうです。

shohoji.hatenablog.com

まだ容疑が固まったという段階ではないようですが、同僚議員たちは議会で厳しい言葉で容疑者たちを非難しており、それが表題に挙げた「あなた方は(議会・議員にとって?)恥だ」という言葉だということです。

 

日本は恥の文化だなどと言うことが昔は言われていましたが、今は政治家と汚職とは切っても切れない仲のようで、どんな疑惑を持たれようが裁判で確定するまでは知らぬ顔。

もちろん同僚議員がそれを非難するなどと言うことは全くありそうもないことです。

なにしろあの疑惑のデパートのような元首相が与党最大の実力者として君臨していたほどですから。

 

ヨーロッパもロシア産エネルギーとの関係など、必ずしもすっきりとした態度を貫いているとは到底言えませんが、それでも賄賂や汚職といった問題では日本とは比較にならないということでしょうか。

まあ、ヨーロッパと一括りにはできないのかもしれませんが。

 

ああ、また「日本人であることが嫌になる」思いです。