長野市で児童公園が廃止されましたが、その発端は住民のクレームでした。
しかもクレームを出していた住民は一軒だけだったことが判明し注目を集めています。
苦情を出していた住民本人の談話も発表されていますが、「18年我慢していた」とのこと。
しかし、このような極端な例は珍しいにしても、「苦情の声」がごく少数なのに行政が過剰に反応するということは頻繁に見られるように感じます。
行政の「ことなかれ主義」がはっきりと形になったものでしょう。
今回の例でも、児童公園が「このままあってほしい」「あった方が良い」「あっても構わない」といった住民の声はいくら多数であってもなかなか表には出ません。
しかし「あると困る」という声は形になりやすく1件であってもはっきりと出てきます。
それを放っておくということはできないのでしょうが、やはり行政の在り方の問題なのでしょう。