爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

長野市の児童公園が廃止、発端は住民のクレームだがその住民は一軒だけだったことが判明。

長野市で児童公園が廃止されましたが、その発端は住民のクレームでした。

しかもクレームを出していた住民は一軒だけだったことが判明し注目を集めています。

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苦情を出していた住民本人の談話も発表されていますが、「18年我慢していた」とのこと。

 

しかし、このような極端な例は珍しいにしても、「苦情の声」がごく少数なのに行政が過剰に反応するということは頻繁に見られるように感じます。

 

行政の「ことなかれ主義」がはっきりと形になったものでしょう。

 

今回の例でも、児童公園が「このままあってほしい」「あった方が良い」「あっても構わない」といった住民の声はいくら多数であってもなかなか表には出ません。

しかし「あると困る」という声は形になりやすく1件であってもはっきりと出てきます。

それを放っておくということはできないのでしょうが、やはり行政の在り方の問題なのでしょう。