ウクライナが南部のヘルソン州の州都ヘルソン市を奪還、市民の歓迎を受けたということです。
ウクライナ南部の4州はロシアが併合を発表したのですが、その後ウクライナ軍が反攻し取り戻しつつあります。
ヘルソン市に入ったウクライナ軍は市民の歓迎を受けたということで、これはニュースでも報道されました。
これら地域ではロシア系とウクライナ系の住民が人口構成でも拮抗していたということで、多くのロシア系住民が居たはずですが、彼らはロシア軍撤退とともにロシア領に避難したのでしょうか。
そういった映像も流れていましたが、まさかすべてのロシア系住民を移住させたとも思えませんので、中にはウクライナ軍の帰還を喜ばない人もいるのかもしれません。
メディアではウクライナ軍の優勢を信じ切っているようですが、ロシア軍は占領地域を一部手放したにすぎません。
まだウクライナ領内に多くの軍隊を進出させているわけで、さらに戦争は続くでしょう。
他のロシアに併合された地域にもウクライナ軍の攻勢が強まるのかもしれませんが、これから厳冬に向かいさらに軍事行動が厳しくなるでしょう。
思いのほか長期の戦争となりました。
ヨーロッパ各国のエネルギー不足も厳しくなる一方でしょう。
世界がどうなっていくのか、見通しが効きません。