大阪でバスの運転手の始業前検査で直前に「蒸しパンを食べた」ことによりアルコールが検知されたということがあったようです。
パンは酵母の作用で発酵中に若干のアルコールは生成しますが、アルコール検知装置では体内に含まれたアルコールと、口中にその時に存在するアルコールとを区別することはできませんので、直前にパンや栄養ドリンク等アルコールを微量でも含む食品を食べてそのまま検査すると酔いが残っている状況とされてしまうようです。
食べた後に口をゆすぐだけでもそういった事態は防げるそうですので、何を食べたかではなく常にその対策をしておいた方が良さそうです。
私自身は在職中はそこまで厳しくはなくアルコール検知装置も使ったことはないのですが、勤めていた会社は酒関係でしたので、その後は会社でアルコール検知装置を備えて時々検査をしているようです。
まあ、知識としてこういうことがあるということは皆認識しておいた方が良さそうです。