ヤクルトスワローズの村上宗隆選手がプロ野球最終戦でホームランを打ち、シーズン56号となって王選手を越えるとともに、ホームラン・打点・打率の三冠王も獲得しました。
熊本日日新聞ではスポーツ欄は半面の大写真、そればかりではなく1面・3面・社会面等々、紙面の半分くらいは村上で溢れています。
しかし55号ホームランを打ってからはさすがに重圧があったのか、ここしばらくホームランどころかヒットすらなかなか打てない状態となりましたが、最終戦で吹っ切れたかのような当たりを見せてくれました。
60本のプロ野球記録も簡単に越えるかと思っていましたが、それは来年以降のお楽しみということになりました。
しかしまだ22歳という若さですので、十分に可能性はあるでしょう。
プロ野球ではこの後CS、日本シリーズと続きますが、ここでもどんどんと打ちまくり日本一を目指してほしいものです。
なお、ついでと言っては失礼かもしれませんが、ノーベル医学生理学賞にスウェーデン出身のスバンテ・ペーボ氏が決まりました。
ヒトの遺伝情報解析を進め、ネアンデルタール人などの骨からのDNA分析なども合わせて、現代のヨーロッパ人にはわずかにネアンデルタール人の遺伝情報が、そしてアジア人の一部にはやはり化石人類であるデニソワ人の遺伝情報が含まれていることを明らかにし、ホモサピエンスが広がる過程で他の人類とも交接していたことを示しました。
この人類の歴史というものにも非常に興味を持っているため、ペーボ氏の受賞は嬉しいものです。