安倍国葬に関して国会で閉会中審査が行われるとか。
しかしごくわずかな時間のみで、とても岸田が「丁寧な説明」をできるはずもなく、(まあ時間の問題ではなくそもそもその意識もないでしょうが)、野党の質問時間も1時間ということではほとんど成果も出せないのはやる前から決まっているようなものです。
葬儀自体もすでに家族葬と言いながら儀仗隊まで動員し、多くの関係者が参列したものが行われており、さらに国葬など必要なはずもありません。
唯一の開く目的と言われていた弔問外交にしても、海外からの派遣はあるものの首脳級の出席はほとんど期待できないようです。
米仏の大統領は参列せず、ドイツのメルケル前首相すら来ない。
アメリカは一応No2ですが、暇な事は間違いなしの副大統領、韓国も大統領ではなく首相だとか。
もちろん、あの盟友プーチンが来るはずもなく、トランプも来ません。
そもそも首脳級が来てもそれほど会談に時間がかけられるはずもなく、ただ単に会いましたというだけのことなら日本ごときに貴重な時間を割く気もしないのでしょう。
開催費用も最初に話していた2億円余から16億に上がったと批判されていますが、実際にはさらにかかるのでしょう。
しかし、これもコロナ禍対策を名目に垂れ流し、政権のお友達企業に流れこんだ額から見れば雀の涙ほどしかありません。
それでも国葬にこだわったのはなぜか。
漏れ聞く噂によれば、はじめは岸田も自民党葬などで済まそうとしたのが、麻生から強く申し入れがあり、国葬にしなければ保守層の反発が激しいと言われて気が変わったとか。
それほどまでに保守層(何を”保守”したいのか、怪しいものですが)という連中の力が強まったのか、それだけが安倍の「功績」かもしれませんが、そういった保守層というものがまさに現在言われている統一教会勢力と重なって見えます。
そこには、従来のような右翼という存在の中の「国粋主義」的傾向はまったく失われ、韓国由来の疑似宗教に牛耳られるという奇妙な形態となっています。
まあ茶番劇でもチラッと見てみますか。暇なので。