参院選の公約が出そろい、各党の主張の比較といったことを報じていますが、エネルギー問題についてのそれを見ても、「原発の運転か廃止か」に多少の違いはあるものの、他はほぼ同様。
省エネの徹底、再エネへの投資などほとんど数字の違いだけのようです。
私が何度もこのブログで言っているように、現代文明が「エネルギー依存文明」であることの認識をすべきこと。
そしてこれが色々な情勢(温暖化?はともかくとしてエネルギー安定供給やその他資源の限界)からみても今後永続的に(持続的に=sustainable)続けることは不可能であり、いずれはエネルギーへの過度の依存を絶つべきなのですが、その観点から見ることができる政党は一つもありません。
そこだけを捉えても、選挙の投票の際には「誰にも投票できない」と投票用紙に書いてくるしかないのですが、それもちょっと。
憂鬱な選挙シーズンもあと1週間半。
その後には憂鬱な日常が続くのでしょう。