爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

各党の選挙公約を見ても、エネルギー問題で「エネルギー使用の見直し」をうたうものは無し。それじゃダメだって。

参院選の公約が出そろい、各党の主張の比較といったことを報じていますが、エネルギー問題についてのそれを見ても、「原発の運転か廃止か」に多少の違いはあるものの、他はほぼ同様。

省エネの徹底、再エネへの投資などほとんど数字の違いだけのようです。

www.nhk.or.jp

私が何度もこのブログで言っているように、現代文明が「エネルギー依存文明」であることの認識をすべきこと。

そしてこれが色々な情勢(温暖化?はともかくとしてエネルギー安定供給やその他資源の限界)からみても今後永続的に(持続的に=sustainable)続けることは不可能であり、いずれはエネルギーへの過度の依存を絶つべきなのですが、その観点から見ることができる政党は一つもありません。

 

そこだけを捉えても、選挙の投票の際には「誰にも投票できない」と投票用紙に書いてくるしかないのですが、それもちょっと。

 

憂鬱な選挙シーズンもあと1週間半。

その後には憂鬱な日常が続くのでしょう。