憲法記念日ですが、改憲・護憲の声はおそらくどんどんと強くなっているのでしょう。
ウクライナのあのような惨状を見せつけられ、防衛では心もとないと「反撃能力」などと言うことを声高に言う人が居ますが、そんなものが現実的かどうか考えるまでもないことです。
国の政治の方向性すら決められないような状態(これをアメリカの属国状態という人もいます)でありながら、「国を守る」とは一体何のことなのでしょうか。
せいぜいアメリカの国策の露払いを務めさせられるのが関の山、「前線での弾除け扱い」されるのが日本軍でしょう。
私も現行の日本国憲法は不十分であり、変える必要は多いと感じていますが、それは断じて9条の骨抜きなどではありません。
憲法をきちんと改正すらできないまま解釈変更などというゴマカシを行うような政府を厳しく取り締まることのできるような憲法にしなければなりません。
その他、あの民意など関係のないような議員活動を許す国会関連の条項も大きく変えるべきでしょう。
さらに多くの国民の権利がまだ全く憲法には取り入れられていないのも困ります。
とはいえ、今言われているような自衛権で憲法改正という方向には絶対に反対です。
それでもこういった論議がいくら広まっても国民の大多数は何も考えようともしないまま、久しぶりの外出で楽しもうとするばかりでしょう。