内田樹さんのブログ「研究室」で、朝日新聞のインタビューの内容が掲載されていました。
インタビューの内容は特定の事象についてのものではなく、自身の文章の書き方や教育というもの一般に関してももののようですが、最後のところに書かれていたのがこの表題にもなっている「子どもに将来の夢をかたらせてはいけない」ということです。
今では中学生にも「将来のキャリアプラン」を考えさせるという教育をするところもあるそうです。
小学生の子どもにも「将来何になりたいか」を考えさせ、それを決めている方が良いといった風潮があるようです。
しかし、アメリカの研究によれば今年小学校に入学した子どもの65%は今はまだない職業に就くのだとか。
現在子供に大人気の「ユーチューバー」という仕事も少し前までは影も形もありませんでした。
子どもには現在の見通しだけで分かっているような未来だけに考えを固定するのではなく、できるだけ開放的な未来を残しておく方が良いということです。
確かにそうなんでしょうね。
まあ野球選手やサッカー選手、看護師さんや医師などは無くなることはないでしょうが。
それも判らないか。
もう未来も大して無い年寄りにはあまり関係もない話ですが、まだ乳幼児の孫たちには大いに関わる話です。