爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

「点ブロスマホ」とは何か。

NHKを朝から見ていたら、「点ブロスマホ」という聞きなれない言葉が出てきました。

何かと思ったら、「点字ブロックを頼りに歩いている視覚障碍者の方たちに歩きスマホをしている連中がぶつかってしまう」ということのようです。

matomame.jp

最近は点字ブロックを頼りに歩いていると一日に一回以上ぶつかったり、危うくぶつかりそうになったりという経験をするそうです。

 

障碍者の方が取材のために試しにカメラを着けて歩いてみたところ、次から次へと歩きスマホでまったく周囲に気を配らない人々が近づいてきて、危うく激突という場面が連続でした。

 

中にはぶつかって怪我をしてしまった人も居るとか。

 

歩行中にスマホを夢中になって見ている、「歩きスマホ」は非常に危険なのは当然のことですが、それでもやってしまうというのはどうしたものでしょうか。

 

歩行中ばかりか、自転車走行中でもスマホを見ているバカモノ(たいてい若者ですが)をよく見かけます。

それどころか、車の運転中にスマホを見ているというのも見たことがあります。

 

こういった「移動中のスマホ」は自分が危険なのはもちろんですが、それ以上に周囲の人々に大きな危険をもたらしかねないものです。

 

危険性は明らかなのですが、なかなか取り締まりを強化という話も出ません。

それが難しいのは分かりますが、このような危険性を放っておくわけにもいかないでしょう。

やはり罰則強化で、「何かあったら重罰とする」しか方策はないのでしょうか。

 

もしも「そんな奴を見かけたら誰でもそのスマホを叩き落としてもよい」ことにすれば、喜んで実施しますが。

 

「運転中の携帯電話通話」が問題となったのもつい最近のことのように思いますが、通話どころかスマホの注視と操作という、さらに悪い状況になっています。

誰もが加害者にもなり兼ねないというのは、危険な状態だと言えるでしょう。

 

なお、NHKの朝の番組も6時台には結構こういった社会情勢を厳しく見た内容のものが見られます。

受信料を強制徴収するNHKという存在にはあまり賛成はできませんが、こういった報道をたまに見せられると、ちょっとその姿勢が軟化してしまいそうです。