爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

石川県谷本知事体制が変わる。

石川県の知事選挙が行われ、谷本知事の後任に馳浩氏が決まりました。

news.yahoo.co.jp

私もほんの少しだけ関わりがあり、「ようやく終わったか」という感想があります。

 

現知事の谷本氏はなんとこれまで7選、28年にわたり知事を続けたという、全国でも最長任期でした。

 

10年ちょっと前に、私が最後の職場として勤めていたのが石川県の公益財団法人で、その理事長は谷本知事だということで、数回ですが話をしたこともあります。

 

その当時でもすでに20年近く知事であり続けたということで、県職員の大部分は前の知事の時代を知らないという状態でした。

現在ではさらにそれが強まったということでしょう。

 

自治体の首長が多選を重ねるということは、利点もあるかもしれませんが、欠点の方が目立つのではないでしょうか。

どれほど謙虚な人柄であっても、県知事という権力に居続ければやはり性格にも影響が出るでしょう。

功績も数多いのでしょうが、負の遺産もあるのではと思います。

新知事の馳氏は現在60歳、さすがにこれから7選はできないでしょう。