節分の日には恵方巻などというものを食べるという風潮が作られましたが、そこで「鶏肉を生のまま巻いてしまった」というものが売られたということです。
店によると、冷凍した鶏肉を油で揚げてから恵方巻にするという手順であったものが、一年に一度といういことでそれを勘違いして生のまま巻きこんでしまったということです。
31パックが販売され17は回収されたもののまだ連絡が付かないものもあるとか。
鶏肉の生食は言うまでもなくカンピロバクター食中毒の危険性がありますので、避けなければいけませんが、確信犯で刺身などで食べさせるのは問題外としても、製造業者のミスで食べさせられたのではたまったものじゃありません。
カンピロバクター食中毒ではカンピロバクター・ジェジュニという細菌が体内で増殖してから症状が出ることもありますので、この先少し時間が経ってから患者が発生するかもしれません。
吐き気・下痢がひどいようですが、まれにギランバレー症候群という重い神経症状の異常を引き起こす病気に移行することもあるので注意が必要でしょう。
聞いてびっくりのニュースでしたが問題のスーパーはうちの近くにも支店がありよく利用しますので、身近な感じがしました。