有名なネット通販会社やカード会社などに似せた名前のアドレスから送信され、いかにもありそうな話で怪しいところに誘導しようという、詐欺メールが最近頻繁に入信してきます。
ご参考までにどのようなものか例示しますので、お気を付けください。
1,「三井住友カード」
「このたびご本人様のご利用かかどうか確認したい取引がありました」などと書いて、「以下へアクセス」と誘導しようというものです。
文面はそれらしく「三井住友カード株式会社」からのように書かれていますが、肝心のメールアドレスが、「私のアドレス」で送信されています。
どうやってそうしているのか、良くは分かりませんが。
2,「メルカリ」
「メルカリをご利用ありがとうございます。すでにポイント3000円分を受け取れますので下記をクリックしてください」という、分かりやすい詐欺です。
差出人名は「メルカリ」となっていますが、そのあとのアドレスがまったく不明の文字列になっています。
そもそも、私はメルカリなど使ったこともありません。
3,「JCBカード」
「JCBカードをご利用のお客様、このたびご本人の利用か確認させて頂きたいご利用がありましたので、一部のご利用を停止させて頂きました。以下にアクセスし」という、これも分かりやすいものです。
ただし、送信元アドレスが、myjcb‐co-jpで始まるという少し手の込んだものでした。
(ただし@以下は変な文字列ですが)
これも、私はJCBカードは使っていませんので大丈夫でしたが、自分の使っているカードであれば少し迷ったかもしれません。
4,「Amazon.co.jp」
「Amazonプライムの支払い方法に問題があります。個人情報を更新してください」だそうです。
「2時間してもこのメッセージに返信しない場合はアカウントのステータスは完全に廃棄されます」などと脅迫しています。
これも発信元のアドレスが「amazonc」で始まりますが、@以降はぐちゃぐちゃです。
これも現在はプライム会員ではありませんので迷いませんが、入っている時だったらちょっとググっと来たかもしれません。
5,「楽天カード株式会社」
「楽天市場お支払方法を更新してください」というものです。
これも「24時間以内に更新がなければアカウントをロックすることを警告します」などと脅迫しています。
このアドレスも「rakuten」で始まりますが@以降はおかしな文字列になっています。
これは、楽天市場を時々使うのでおやっと思いましたが、文面もおかしなものなので気づきました。
こんなのを一日何度も送ってきます。
数打ちゃ当たるんでしょうか。