「都道府県魅力度ランキング」なるものが発表され、そこで44位と低く沈んだ群馬県の知事が本気で怒って法的処置だなんだと言っているそうで、それに対しての批判です。
辛坊治郎氏がラジオ番組で語っていたということですが、群馬県の山本一太知事がこのランキングで群馬県が44位であったことに激怒し、発表主体の民間のシンクタンク、ブランド研究所に対して法的処置も検討しているということに対し、最初に感じたのは「冗談の通じない人は面倒だな」ということだったとか。
それよりも、兵庫県が奈良県より低いのは神戸人にとっては問題だろうということですが。
実は数日前に熊本でもローカルニュースで報じられていました。
それもだいたい同じような感覚で、「福岡より下なのは仕方ないが、長崎鹿児島より下位は許せん」といった馬鹿馬鹿しい話ですが。
たかが民間の発表した数字にあれこれ過大に反応するのもつまらないと思うのですが、知事とすればそこで何か言わなきゃと思うものなのでしょうか。
それにしても、他との比較で高い低いというのもあほらしいのですが、それ以上におかしいと思うのは大方の人々の持つわが県・わが町愛です。
単に自分が生まれ育ち、親戚知人が居るというだけでそこが一番というのは、それを持てない人にとっては苛立つものです。
まあ、生まれてすぐからあちこち転居を繰り返し、親戚のいる場所、学友のいる場所、知人のいる場所というのがすべてばらばらと言う私ですが、そちらの方が確かに不幸なのでしょう。
なお、一つだけ言えるのは気候の良いところはどこかということで、湘南地方が一番だと思います。
一方、一番きつかったのは石川県、次が今の熊本県です。
石川の冬の雪、熊本の夏(だけではない春も秋も)の蒸し暑さは大変なものでした。