5月1日で水俣病「公式確認」から65年だそうです。
さすがに熊本県内では今でも繰り返し関連ニュースの報道は続いています。
this.kiji.is地元の熊本日日新聞社が熊本県内在住者に実施したアンケートによると、水俣病は「未解決」と認識している人が8割ということです。
補償の圧縮のためか、水俣病としての認定を極度に厳しくしたため、限られた人しか患者と認めなかったことが、その後の救済を求める患者の人達の訴訟を引き起こし、それはまだ続いています。
こういった報道が続いているためでしょうか、「未解決」という印象を持つ人が多いということでしょう。
ただし、水俣市など被害者が特に多かった地域では「解決している」という答えの人の比率が他地域より高いようで、その心理には複雑なものがあるようです。
なお、さすがに熊本県内では学校教育で取り上げられる機会も多いためか、子供の認知度も高いようですが、熊本以外ではどうでしょう。
やはり意識は低いのでは。
直接被害を受けた人々も高齢化が進んでいます。
このまま記憶も消え去っていくのでしょうか。