爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

夢の話「茅ヶ崎駅に急ぐ」

夢の前半はもう印象が薄く忘れてしまいましたが、なぜか茅ヶ崎駅に急がなければならなくなっています。

 

家から駅までは歩いて10分。

しかし電車の時間までもう十数分しかありません。

気ばかり焦るのですが、ようやくぎりぎりになって家を出ます。

 

家から駅までの道は、昔のままの光景です。

今ではすごい量の自転車や車もほとんど通りません。

駅が見えますが、南口の改札には駅員さんが立って切符を切っています。

電車が入ってくるのが見えるのですが、改札口からは走ってもちょっと間に合いそうもありません。

 

夢と現実:

茅ヶ崎駅は高校の3年、予備校1年、大学4年の計8年間通学で利用しました。

もう50年以上も前の話になります。

そのころは今とは違い南口、北口のそれぞれに改札口があり、そこから跨線橋を越えてホームに渡りました。

改札口にはまだ自動改札機などはなく、駅員さんが目を光らせていました。

これが駅ビルと橋上駅に建て替えられたのが1985年、それ以前の姿を知っている人も中年以上だけになってしまったのでしょう。

 

実家から駅まで歩いて10分というのも昔の話です。

今は駅前広場も広がり信号ができたりしたため、少し余計に時間がかかるようになってしまいました。

ただし、改札を入るまでちょうど10分でも跨線橋を渡って電車に乗るまではプラス2分くらいかかりますので、それだけの余裕をもって行かなければいけません。

とはいえ、電車は当時でも朝夕は4分間隔くらいでどんどんと来ますから、まあそれほど気にする必要はありませんでした。

 

茅ヶ崎に転居したのは小学校6年の時で、1966年でしょうか。

その頃と比べると、茅ヶ崎、辻堂、藤沢といった湘南地方の駅周辺は驚くほど変化しました。

そして駅だけでなく町の雰囲気も大きく変わってしまいました。

もう親も亡くなってしまいあまり訪れることもなくなってしまいましたが、かつての町の様子も記憶の中だけになってしまいました。