緊急事態宣言を解除するのか、延長するのか。
分かっているのは、「解除したら絶対にリバウンドします」ということでしょう。
いや、「解除しなくても無くならない」のも事実ですが。
もう一度強調しておきます。
このウイルスは、それほど広がらないし、すぐには消えない。
つまり、爆発的に広がれば感染者も急増し、抗体獲得者も急増することで感染が止むこともある。
しかし、どうやら抗体検査をしてもさほど持っている人は多くないようです。
ということは、また人の接触が増えれば感染者も拡大する。
「すぐには消えない」というのも大きな特徴でしょう。
感染拡大の初期から感じていましたが、感染者でも抗体がすぐにできず、ウイルスが身体の中から排除されない人が一定の割合でいるのではないか。
インフルエンザでも抗体の保持期間はそれほど長くないようで、そのため毎年かかるということになるのですが、コロナウイルスはそれ以前に「確実に抗体ができる」とばかりは言えないのではないか。
この仮説が真実なら、いくら待っていても完全に感染リバウンドがなくなるのは相当先の話になるでしょう。
さて、このようなやっかいなウイルスを相手に、こういった対応がいつまでも続けばもはや社会のあちこちで耐えられなくなる人々が出てきます。
そちらの方がはるかに怖いことだと思うのですが、そうは感じない人が大多数なのでしょう。
ワクチンも本当に効果があるのか。
数千万人が接種を済ませたという欧米でもまだ感染拡大が起きています。
せいぜい「死亡者を減らす」程度の効果しかないのかもしれません。