ミャンマーで軍部がクーデターを起こし、実権を握ったようです。
www.nikkei.comバイデン米大統領をはじめ、諸国はこれを非難しています。
日本政府は「重大な懸念」と評しており非難の姿勢は若干弱いのでしょうか。
それにしても、かつてインドシナ半島各国が対立していた状況なら軍備も必要でしょうが、今となっては何のための軍備かも怪しいような国で、クーデターで政権を握るだけが存在意義のような軍部はあるだけ邪魔と言うようなものでしょう。
スーチー氏を始め、政権関係者も監禁されているということで、不安ですが何とか無事に収まれば良いのですが。
それにしても、今回の軍部の暴発も昨年の総選挙で軍部の政党が惨敗、政権与党が大勝したので不安感をつのらせたということですが、「選挙の不正」があったと軍部は称しているようです。
どうしても、アメリカ大統領選でのトランプの悪あがきを思い出してしまいます。
選挙の不正などを量産してきたのがミャンマー軍部の軍事政権時代だったはずですが、それを投げ返すという醜さ。
選挙制度というものは、こういった悪意の付け込む隙を無くすように設計され維持される必要があるのでしょう。
日本も決して他人事ではありません。