爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

新型コロナウイルス、「日本モデル」とは何だったのか、どうなったのか。

新型コロナウイルス感染の拡大が、日本では政府の無策にも関わらず遅かったのは「日本モデル」というものがあるからだという話が、昨年夏ごろには盛んに流されました。

 

あの前首相などもエラそうにそう言っていたこともあります。

 

しかし、感染第三波と言われる状況になり、そのような話はまったく消え失せてしまったようです。

 

本当にそんなことは無かったのでしょうか。

それとも他の要因?

医療崩壊ばかりが声高に言われていますが、そういった過去の状況をきちんと見直してみることも必要ではないでしょうか。

 

そして、それはなぜ今になって急激に感染拡大しているように見えるかということにもつながってくると思います。

 

考えられるシナリオはいくつかあります。

まずは、「急拡大だ、医療崩壊だと言われているが、まだ実際はそれほど急でもなく拡大もしていない」

一日当たり数千人の新規感染者が出ていますが、それでも欧米の諸国と比べれば一桁以上小さい値です。

本当はまだ「日本モデル」があるのかもしれません。

 

拡大したのは「寒くなったから」かも。

「温暖化」と言われているにも関わらず今冬の寒さは非常に強いものです。

その影響がこんなところに現れている?

 

よく言われるように、「感染慣れ」してしまい人との接触や移動を避けるという気運がすっかり減少してしまった。

こればかり言われていますが、本当のところはどうなのでしょうか。

 

まだ公式には認められていませんが、「変異ウイルス」が拡大しているのかも。

大きな遺伝子変異が起きていれば分かり易いでしょうが、まだ検出されない程度の変異が感染力に影響を与えているかもしれません。

 

医療体制の強化と言ったことも大切でしょうが、このような基礎的研究も必要なのでしょう。(どこかでやっているかもしれませんが)