爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

医療崩壊の前に「入口」崩壊、今まで何をしていたの。

東京で1日に新規感染者が1000人を越えるなど、「医療崩壊」の危険性が叫ばれていますが、それ以前にすでに「医療の入り口」が崩壊しているようです。

 

盛んに報道されていましたが、「発熱外来に2時間電話をかけ続けてもつながらない」とか「夜中電話をしたがつながらず、翌朝してようやくつながった」などと言う話が出ていました。

 

病院の体制を強化できなかったのも問題ですが、このような受付体制の不備はどういうことでしょう。

政府も東京都も、個人の努力ばかりを強調するだけで、できることをやっていないのでは。

第1波でかなり危ない状況となったことが、何の教訓にもなっていないようです。

その後少し収まったところで、さらなる感染拡大に備えるだけの時間はあったはずですが、もう来ないとでも勘違いしたのか、経済回復ばかりに意識が行ってしまいました。

 

今言えるのは「都会に住んでいなくてよかった」というだけというのは、情けない日本としか言えません。