東京で1日に新規感染者が1000人を越えるなど、「医療崩壊」の危険性が叫ばれていますが、それ以前にすでに「医療の入り口」が崩壊しているようです。
盛んに報道されていましたが、「発熱外来に2時間電話をかけ続けてもつながらない」とか「夜中電話をしたがつながらず、翌朝してようやくつながった」などと言う話が出ていました。
病院の体制を強化できなかったのも問題ですが、このような受付体制の不備はどういうことでしょう。
政府も東京都も、個人の努力ばかりを強調するだけで、できることをやっていないのでは。
第1波でかなり危ない状況となったことが、何の教訓にもなっていないようです。
その後少し収まったところで、さらなる感染拡大に備えるだけの時間はあったはずですが、もう来ないとでも勘違いしたのか、経済回復ばかりに意識が行ってしまいました。
今言えるのは「都会に住んでいなくてよかった」というだけというのは、情けない日本としか言えません。