昨日、東京証券取引所でシステム障害が起き、一日中株式売買が停止しました。
www.asahi.com速報でニュースも流れたため、止まっているんだなとは理解していましたが、今朝の新聞を見てあらためてその異常さに気付きました。
新聞の経済面、ほぼ真ん中あたりの普通はあまり真剣に見ないところですが、その全面が数字なし、何も情報がないもののスペースだけはいつもの通りという変な紙面。
株式市場というものが現在の経済を大きく左右するのは間違いないことですが、それが何にも無くなっているというのは、衝撃的な印象でした。
株式情報を配信する共有ディスク装置が破損し、バックアップも動かなかったということで、メーカーの富士通が謝罪したそうです。
なんのためのバックアップだか。
本気の動作確認ができていなかったということでしょう。
そのようなものに、経済の心臓を握られている怖さということでしょうか。
今回は装置の不良と言うことですが、一瞬頭をよぎったのは「サイバーテロ」というものです。
中国ばかりでなく、北朝鮮もそういった部署の整備を進めているとか。
「坊主殺すにゃ刃物はいらぬ」ではないですが、経済日本を殺すにはこういったことをすれば良いということを、実態で示しているようなものです。