爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

「北斗の水くみ」とは何だろう

昼前のテレビをぼんやりと見ていたら、九州地方のみの放送で「北斗の水くみ」ということをやっていました。

 

これは、星の北斗七星が、ちょうど海面まで下がってきてまるで北斗の柄杓で海水を汲んでいるように見えるということでした。

 

それが見えるのは世界中でもそれほど多くはなく、北九州の海岸沿いがピタリの条件だそうです。

www.town.okagaki.lg.jpということで、北九州市の隣の岡垣町というところの観光協会の人が説明をしていました。

 

ここで簡単には納得しないのが私で、「本当に世界中でもその付近だけなのか」ということを見てみました。

 

条件は「北緯33度から34度」で「北側に海がある海岸」ということです。

実際には福岡県岡垣町は北緯33.9度のようです。

北緯33度ちょうどのところは福岡県で言えば大牟田市あたりとかなり南側になります。

だいたいそのあたりを起点として東西に直線を引いてみました。

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たしかに、次の「北側が海の海岸」という条件はほとんど満たす場所がないように見えます。

ただし、北アフリカのモロッコあたり、そしてリビアの北端、中国の東岸の一部は見えるような気もします。

 

まあ、どうでも良いような話ではありますが、放送でも興味のある方は岡垣町にお越しくださいと言ってましたので、どうぞ。