爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

「死ぬまでに絶対行きたい世界遺産300」小林克己著

ユネスコが認定する世界遺産、1975年に初めて選ばれて以来、すでに1000か所以上が認定されています。

文化遺産、自然遺産、そして複合遺産の別はありますが、どれも観光目的としても第1級のものと言えます。

 

本書著者の小林さんは世界中を旅行していますが、世界遺産もすべて回ったということです。

そこで、世界遺産を見に行きたいという人に向けて300を選び、だいたい10日間程度の旅行で回れるようなモデルコースを作ってみたというものです。

 

なお、一応個人で旅行することを想定して作られていますが、やはり地域により難易度は差がありますので、ビギナー向けからエキスパート向けまでランクは分けられています。

また、金に糸目を付けぬという人向けではないようで、比較的安く行けるようにということは考えられているようです。

 

それではいくつか紹介を。

 

ベネルクスの運河の町

アムステルダムからブリュッセルブリュージュなどを回る。

対象の世界遺産は、アムステルダムの環状運河地域、キンデルダイクエルスハウトの風車群、ブリュッセルのグランプラス、ベルギーとフランスの鐘楼群ブリュージュ歴史地区

主に列車使用で7日から9日程度。

 

アンコールワットとタイの2大遺跡

バンコク発、スコータイ、アユタヤ、アンコール

対象は古代都市アユタヤ、古代都市スコータイ、アンコール

列車、バス、航空機使用、6日から8日程度。

 

紹介してある世界遺産には必ず写真が添えられていますが、一部の各国政府などの提供写真以外はどうやら著者が実際に行って撮影してきたもののようです。

それだけ見ても楽しめます。

 

死ぬまでに絶対行きたい世界遺産300 (PHPビジュアル実用BOOKS)

死ぬまでに絶対行きたい世界遺産300 (PHPビジュアル実用BOOKS)

  • 作者:小林 克己
  • 発売日: 2012/12/20
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)