爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

「GOTOトラベルキャンペーン」前倒し実施、誰のために。

新規感染者が急増しているというのに、観光推進のキャンペーンだけは前倒し実施と言う、信じられない対応です。

www.asahi.com都会での接触制限策実施が結局は一時的な効果しかなかったことが明らかですが、だからと言って東京の感染者を地方にバラまくような観光推進策を今の時期に実施とは。

 

医療体制も余裕があると言っていますが、それは東京などの事情であり、地方は少しでも感染者が続けばあっという間に医療崩壊となるでしょう。

 

なぜそこまでして始めたがるのか、この政権はとにかく「金」に注目すると理解しやすいという特性があります。

 

観光業界といえば、宿泊業、飲食業の他に鉄道や航空など交通も関わりますが、一番大きなものが明らかになりました。

まさか「事務手続き業」が中心とは。

一律給付金や休業補償などの手続きも、まさか役所で片手間にやるとは思わなかったものの、それだけで数十億、数百億の手数料を払って委託するとは、盲点になっており気が付きませんでした。

今度のGOTOでも最初の発表では数千億円の手数料を払うということでした。

若干は減額するということでしたが、それでも巨額の手数料になるのでしょう。

国が何か動けばそこにアリが蜜に群がるようによってくる連中がいるのでしょう。

そして、それが政権中枢と関係が深いというところが、どうにも納得できないところです。