爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

「知らなきゃよかった!!」日本がっかり研究会編

世の中のさまざまなものについて、その裏側を知れば驚くこと、がっかりすること、等々たくさんあります。

この本は極めて広い範囲の読者を対象に(ということは、ほとんど基礎知識のない人も含め)いろいろな裏知識を教えるというものです。

まあ、大した本ではないのですが、けっこうその中身はまともなことが書いてあったので、一応取り上げておくことにしました。

ただし、書き方はあくまでも下世話風、できれば下ネタにつなげて下賤な読者の興味をつなごうという(失礼)思惑が見え隠れするというものでした。

 

とはいえ、少しは内容を紹介しておきましょう。

 

「おならには発がん性物質が含まれている」

「人間の身体には100兆個のバクテリアがいる」

「オシッコは天然の無菌の液体である」

まあ当然のことばかりで、こんなことで驚く人もいるのかなと少し驚きます。

 

「海草には大量のヒ素が含まれている」

ミドリムシを食べる時代がやってくる」

「香水にはウンコの臭いと同じ成分がはいっている」

これも知らない人にはショックなんでしょうね。

知っていれば不思議でもないんですが。

 

エリーゼのために」はエリーゼのための曲ではない。

これは知らなかった。

ベートーヴェンはひどい悪筆で、何と書いてあるか良く分らなかったそうです。

エリーゼという女性がベートーヴェンの周囲に居なかったので、調べたところどうやら原作の譜面に書いてある文字は「テレーゼ」だったそうです。