世の中のさまざまなものについて、その裏側を知れば驚くこと、がっかりすること、等々たくさんあります。
この本は極めて広い範囲の読者を対象に(ということは、ほとんど基礎知識のない人も含め)いろいろな裏知識を教えるというものです。
まあ、大した本ではないのですが、けっこうその中身はまともなことが書いてあったので、一応取り上げておくことにしました。
ただし、書き方はあくまでも下世話風、できれば下ネタにつなげて下賤な読者の興味をつなごうという(失礼)思惑が見え隠れするというものでした。
とはいえ、少しは内容を紹介しておきましょう。
「おならには発がん性物質が含まれている」
「人間の身体には100兆個のバクテリアがいる」
「オシッコは天然の無菌の液体である」
まあ当然のことばかりで、こんなことで驚く人もいるのかなと少し驚きます。
「海草には大量のヒ素が含まれている」
「ミドリムシを食べる時代がやってくる」
「香水にはウンコの臭いと同じ成分がはいっている」
これも知らない人にはショックなんでしょうね。
知っていれば不思議でもないんですが。
これは知らなかった。
ベートーヴェンはひどい悪筆で、何と書いてあるか良く分らなかったそうです。
エリーゼという女性がベートーヴェンの周囲に居なかったので、調べたところどうやら原作の譜面に書いてある文字は「テレーゼ」だったそうです。