爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

電話犯罪防止には「常時留守電」が効果的、ただしちょっと困ったことが。

電話を使った詐欺やアポ電強盗などが多発しています。

それに対し、常時「留守電」に設定しておくことが有効であるということは、最近は時々テレビでも放送されていたり、自治体や警察のホームページにも書かれています。

www.npa.go.jp

上記は警察庁のホームページからの引用ですが、該当部分を抜き出しておきます。

 

●  留守番電話作戦
  被害者の多くは、「特殊詐欺」について、事前にある程度の知識がありますが、身内のトラブル等を告げる犯行電話によって、緊張感や時間的切迫感等のストレスから冷静さを失い、深く考えることなくだまされてしまっています。
 そうならないためにも、誰でも簡単にできる対策として、自宅の電話を、在宅時であっても常に留守番電話に設定しておき、犯人と直接対応する機会を一旦遮断する「留守番電話作戦」の実施をおすすめします。
 これまでのところ、オレオレ詐欺の犯人が、留守番電話にメッセージを残している状況はありませんが、仮にメッセージを残したとしても、直接対応した場合と比較して落ち着いた対応が可能となるので、犯行電話であることを見破り、さらには、録音された声を捜査資料として活用することも期待できます。

●在宅中も常に留守番電話に設定し、着信時の電話番号に心当たりがない場合は電話に出ない!

●息子や孫、その他身内を名乗ってメッセージが入った場合でも、直ちに電話に出ることなく、こちらから掛け直すこと!(「携帯電話番号が変わった」というメッセージの場合は、変わる前の電話番号に掛け直す。)

●留守番電話の内容を聞いて、少しでも「おかしい」と感じたら、迷わず110番通報等を行うこと!

 他にも「通話をすべて録音する電話機」が有効ということはありますが、これには新たに電話機を購入する必要があるため、現在のたいていの電話機には装備されている留守録機能を使うだけのこの方法は非常に使いやすく効果も期待されるものです。

 

我が家でも、ほとんどの用事は携帯電話にかかってきますので、家の電話は在宅時も常時留守電設定にしているのですが。

 

ただし、ちょっと困ったことになっています。

 

どうも、この辺の(熊本県南のかなりの田舎という意味です)特に年寄りは、「留守電に録音できない」ようなのです。

 

そのため、我が家に電話してくることがあっても(あまり無いのですがたまーにあります)名前も用事も何も言わずにそのまま切ってしまう人がいました。

 

結局、家内などは「やはり出ないと」と言って出てしまい、何をしているのか分からなくなってしまいました。

 

詐欺電話を防ぐ以外にも、あの「迷惑セールス」も出ずに済むので非常に良い方法なのですが、困ったものです。