爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

入国制限措置 あれこれ

日本が中国および韓国からの入国を制限したということで韓国から激しい反発を受け、韓国も日本からの入国者を制限したとか。

まったく困った事態になったものですが、台湾のように厳しい措置を早めにとったことで感染者拡大を防いでいるとこもあり、その有効性も無視はできません。

ただし、もうすでに自国が感染拡大しているのに今更入国制限をしたところで効果は期待できませんが。

 

さて、九州地区だけだと思いますが昨夜のニュースで長崎の女子高生が核兵器反対運動の活動内容をノルウェーノーベル平和賞選考委員会に届けるということが報じられましたが、ノルウェーが日本からの入国者の隔離を行うということになって急遽出発を断念したそうです。

www3.nhk.or.jp

活動を支援する市民団体は、被爆国の若者が20年余りにわたって活動を続けている意義は大きいとして、ノーベル平和賞への推薦資格を持つ国会議員の推薦状をとりまとめ、3年連続でノルウェーのノーベル委員会に推薦しています。

山口さんは、広島市の高校生とともに、8日から14日まで、ノルウェーを訪問し、ノーベル委員会や、環境保護活動に若者が取り組んでいるNGOも訪ねる予定です。

御本人たちも残念でしょうが、2週間隔離ではどうしようもなかったようです。

 

どうやら他の多くの国でも日本からの入国制限を実施しているようです。

外務省の発表記事がありました。

https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/pdfhistory_world.html

どうやら、「入国制限」というのと「入国後の移動制限」というのがあるようです。

イスラエルが早い時期から日本からの入国を制限しているというニュースは流れましたが、それ以外にも現在27の国と地域が実施しています。

 

さらに、入国はさせるもののその後の国内での移動を制限しているのが、

台湾、中国、香港をはじめ63の国と地域だとか。

 

日本韓国の制限措置で多くの人々が大きな影響を受けているということは報道されていますが、ほかの国でもそういった悪影響は出ているのでしょう。

 

このような状況では経済活動などまともにできるわけもありません。

さらに経済指標の下落は続くでしょう。