爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

代替肉がブームって、豆そのまま食べりゃいいのに。

アメリカなどでは植物タンパクを加工したり、細胞培養で作る肉類がブームになっているようです。

www.hopeforanimals.org動物細胞を培養して増殖させる「培養肉」(クリーンミート)は、商業的に成り立つか疑問が強いものですので、無視しておいて、大豆やえんどう豆などの豆類のタンパク質を加工して肉らしく見せる「代替肉」だけを取り上げましょう。

 

こういった代替肉使用のハンバーガーとかが加工食品として売っているだけでなく、外食産業でも使われるといったニュースが増えています。

 

しかし、素朴な疑問は「なんで豆のまま食べるんじゃいけないの」です。

日本にも精進料理のある種のものは動物質の食品に見せかけるといったものはありますが、普通には豆料理そのものを食べて何の疑問もありません。

 

よほど「肉を食べる」ということに対しての思い入れが強いのでしょうか。

 

ただし、ある本の記述によれば、「大豆の匂い」に忌避反応を示す欧米人も多いとか、その辺がこの原因なのかもしれません。

 

ともかく、欧米はともかく日本にその動きを輸入しようとする向きもあるようです。

余計なコストをかける価値があるのかどうか、よく考えたほうが良さそうですが。