爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

外国語の翻訳アプリが進歩、もう店舗での接客にも実用可能

テレビを見ていましたら、表題のようなアプリが実用化され、デパートなどで実際の接客に十分に使用可能な域に達しているそうです。

 

しかも、英語だけでなく中国語や韓国語、タイ語インドネシア語等、数多くの言語が利用可能であり、さらに相手が話す言葉が何かということも自動的に判別するほどの機能だとか。

 

東京のデパートでの応用例が紹介されていましたが、相手が何かを話してもそれをどの言語でどういう内容かを瞬時に判定してくれるそうです。

もちろん、その応答は日本語で話せばその言語の内容に翻訳します。

病院での患者と医者の会話にも適用可能であり、高度な医学的術語も翻訳可能なために実際の診察に応用できるそうです。

 

AIを応用することで急速な機能の進化が実現されつつあります。

あと5年もすれば、様々な分野での同時通訳も可能になるとか。

AIというものに対しては警戒感も強く持っていますが、こういった機能が実用化されるのは素晴らしいことでしょう。

バベルの塔の時代に全く違った言語に別れてしまった各民族の言葉をまた統合できることになったわけです。

 

しかし、日本ではいまだに「外国人観光客の道案内をするために英語を小学生から教える」などというバカバカしいことをやっています。

前に読んだ本にもあったように、日本人のうち英語を高度に話す必要のある人は全体の1割以下であり、それ以外の人は生涯英語を話す機会もないまま終わってしまいます。

英語を教える授業などは選択性にし、その代わりその授業は高度な内容とするべきでしょう。

「道案内は翻訳アプリ」でもはや十分のようです。