爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

中村哲さんのご遺体が日本に到着。やりきれない思いがあるが、別の感覚を持つ人も。

アフガニスタンで殺害された中村哲さんのご遺体が日本に到着、その場面がニュースで流れました。

これについて、ツイッターでは以下のような感想を持った方がいらっしゃるようです。

 

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ニュースを見た時にはそういった感覚はまったくありませんでしたので、そう考える人も居るのかという驚きがありました。

 

おそらく、あそこになんとか大臣が出てきたら、そちらの方に違和感を感じたでしょう。

実際のテレビニュースでは、多くの在日アフガニスタン人がやってきて、手作りのボードを掲げながら出迎えていた光景が流れていました。

その情景の方が、まったく心の伴わないであろう政治家がやってくるより、はるかに訴えるものが大きかったと思います。

 

(その後の情報、新聞報道によれば、「外務副大臣」は出迎えに出ていたそうです。しかし、それが誰かも知らないしまったく目立っていませんでした。もしかして、空港作業員の作業服でも着ていた?)

 

 

ただし、「アフガニスタンでは大統領自らが送りに来たのに」というのは当然の感覚であり、日本の政治家の行為は無礼であるのは間違いありません。

まあ、「政治家が無礼」なんていう場面は毎日何十回も見ていますが。

 

しかし、アフガニスタ人の方々の「あなたを守れなかった」という手書きの文字の方が心に響き、日本の政治家のことなど頭の中から消えていました。