爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

関西電力経営者に原発立地自治体助役から金

韓国の政治状況については混乱の極みのように日本では報道され、そこには多分に揶揄するような姿勢が見られます。

しかし、権力者であろうと不正は許さないという姿勢と、日本のような状況とどちらがまともでしょう。

 

原発の立地自治体には原発マネーという巨額の補助金などが渡り、それが不正の温床となるのですが、関西電力関連でそれが明らかになっています。

www.nikkei.com福井県高浜町の元助役から、関西電力幹部に対し1億8000万円が渡っていたとか。

関西電力関係者の発表では「返却した」から問題ないとでも言わんばかりです。

 

この元助役には、工事関係会社などから手数料などの名目で金が渡っており、その一部を関電幹部に還流したものと見られます。

 

公務員や政治家が金を受け取ったわけではないので、贈収賄事件にはならないからでしょうか、ニュースの扱いも極めて小さいようです。

 

もちろん、これまでも贈収賄事件の疑いがあることでもほとんど蓋がされ、捜査も行われません。

韓国と比べるのも愚かかもしれませんが、どうも日本の状況は南米や東南アジアの国々と比べたほうが比較しやすいのかもしれません。

(南米・東南アジアの国々の皆さん、すみません)