完全な準備不足とセキュリティーの認識不足にも関わらず、他社との競争心だけで始めて、すぐに大きな不正を誘発してしまった、セブンイレブンの7payについて、ITmediaビジネスオンラインというところで、窪田順生さんという方が書いています。
headlines.yahoo.co.jp不正アクセス問題の謝罪会見に出てきた株式会社7payの社長は、記者からの「二段階認証」についての質問に答えられなかったそうです。
経営者が自らこのような技術的問題についての質問に完全に答える必要はないという声もありますが、窪田さんの記事ではそこも明確に解明しています。
すなわち、このような謝罪記者会見において、聞かれるような内容は想定して応答も用意しておくべきであり、それができていないのは取材記者、ひいては顧客や社会がセブンの何に問題を感じているかということを想像する能力が欠如しているからだということです。
そして、これは少し前に問題として噴出し今もくすぶり続けている「24時間営業の可否」にも表れているところです。
もうぎりぎりの状態になっているオーナーたちの苦境に、社会も注目しているのが明らかであるにも関わらず、セブン全体の経営のことばかりが頭の中心にあるということが、端々に感じられるそうです。
これはどうやら、セブンの経営姿勢そのものに原因がありそうです。
コンビニ業界ではトップのセブンイレブンですが、かなり危ない面もありそうです。