安倍首相はイランを訪問、首脳と会談をしてなんとかアメリカとの武力衝突にはならないように説得をしたいようです。
上記記事には「イランが対米強硬姿勢崩さず」なんて表題が付けられていますが、核合意を破り制裁を強化したというのはアメリカから仕掛けたことであり、ちょっと問題がある記事かもしれません。
イランとはかつての独自原油輸入ルート開発の当時から、アメリカの方針とは距離をおいた独自外交をしてきたという歴史があり、そのためにイラン首脳部も日本にアメリカとの仲介を期待したのでしょうが、アメリカのポチと化した現日本政権には期待が裏切られるでしょう。
ロウハニ大統領との会談後の記者会見でも、武力行使だけはしないでねというお願い、核合意についてはイランに対して守ってねというお願い、それだけに留まったと言えるでしょう。
貴重であった日本とイランとの外交パイプライン、それが危機にあるようです。