またも福岡市で80代の高齢者ドライバーが車を暴走させ、事故を起こしました。
これも多くのドライブレコーダーの画像があったようで、衝撃的な事故の様子が分かります。
どうせまた高齢者の運転についてあれこれ言われるでしょうが、どこに胡散臭さがあるのかを指摘しておきます。
それは、「自動車社会の便利さを少しでも損なうことなく、自分たちの安全性と利便性だけを求めるから」ということです。
自分はまだまだ大丈夫だから(ほんとかい)自動車の使い勝手は良いままにしておいて貰わないと困る。
事故を起こしがちな年寄りドライバーなんかは免許を取り上げて置けば良い。
どうしても運転したければ早く自動運転を実用化させれば良い。
こういった下心がミエミエの議論が横行しているから、たとえ悲惨な事故が起きても、すんなりと免許規制などと言うことには賛成できかねるということです。
高齢ドライバーがまったく関係なくても、悲惨な事故は多数発生しています。
そういった事故は、高齢者を車から遠ざけても無くなりません。
あの滋賀での保育園児の事故も高齢とは程遠い中年ドライバーの事故です。
少々、車の使い勝手は悪くなっても、住宅地や商店街などでは自動車の通行を制限するとか、歩道、自転車道を拡充して(車道は狭くなっても)強固なガードレールを作ると行った対策は、できないはずはありません。