爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

川崎の無差別殺人に、元事務次官の息子殺し、とんでもないつながりになってきた。

川崎市でスクールバス待ちの小学生を襲った無差別殺人事件には息を呑むばかりでしたが、その直後に元農水省事務次官という人の起こした息子の殺人事件が起き、その捜査の過程で「川崎市の事件が起きたため」という証言をしているそうです。

 

息子は引きこもりであっただけでなく、家庭内暴力も激しく、さらに自宅隣の小学校の運動会がうるさいと、小学生を殺すなどと発言したために、父親は息子を手にかけたとか。

 

凄惨な事件でニュースを見るのも嫌なほどですが、それが思わぬつながりがあったということは、二重に衝撃的です。

 

なお、昼間のTV番組で、この事件に関して出演者の芸人が、「子供を殺すような人間が事務次官になっていたなんて問題」と発言していました。

私はまったく逆の感想を抱いており、「そのような人物でも子供を殺すまでに追い込まれたのが問題」と思っていましたので、そのテレビの番組には非常に違和感を覚えました。

このような、芸人を集めて社会問題や事件に対して発言させる番組がいくつかありますが、その程度の意見を言わせて大丈夫なのと思います。