爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

「確率で読み解く日常の不思議」ポール・ナーイン著

日常生活で出会ういろいろな事も、確率を考えればそれがどのようになるかということがより正確に判定できるかもしれません。

 

そのような観点から、次のような事柄を確率論で推計してみせるという本です。

ただし、その結論として出てくるのは数式であり、それを計算するコンピュータシミュレーションの例が付けられ、さらに理論的解析までされているのですが、相当難しい内容となっており、大学で理系の数学を学んだ人でなければ分からないかもしれません。

(その人たちでも困難?)

 

ニュートンが好んだ「ギャンブル」の問題

・校正の2つの方法

・ダーツと弾道ミサイル

・血液検査

・プラムプディング

・10年経っても生きているだろうか?

 

これらのどこが確率論なのか、想像もできないかもしれませんが、本当に計算されています。

 

本当はその数式を例示したいところですが、積分記号やら無限への収束やらが満載ですので、面倒なのでやめておきます。

 

まあ直感で出てきた数字と変わらないものも、ぜんぜん違うものもあるかなといったところです。

 

確率で読み解く日常の不思議: あなたが10年後に生きている可能性は?

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