つい先日、作家の橋本治さんが亡くなりました。
「内田樹の研究室」の内田さんは、橋本さんと長いお付き合いがあったそうです。
内田さんの方が、以前から橋本さんへのあこがれをもっていて、その後実際にお会いし、付き合いも始められたとか。
橋本さんについての文章もあちこちに書き、書評などを頼まれることもあり、なかなか精神的に深いかかわりであったようです。
連続で3本の記事があり、かつて橋本さんについて内田さんが書かれたものだそうですが、いずれも深い尊敬の念をお持ちであることがよく分かるような文章と思います。
内田さんが敬愛した先輩、橋本治さん、大滝詠一さんと、内田さんご自身の兄上の3人はいずれも1948年生まれ、大切な「先達」だったそうです。
そして、お三方ともに亡くなってしまいました。
ある程度の年齢になれば、先達の方々が次々と亡くなっていくのは仕方のないことでしょう。
しかし、淋しさを感じるのはこれも仕方のないことです。