医学関連のニセ科学の糾弾を以前から続けておられるNATROMさんの「NATROMのブログ」に、インフルエンザについての話が書かれていました。
なお、先日あらたなご著書を出版された時から、ペンネームをNATROMから「名取宏」に変えられています。
やはり「NATROM」では人名と認めてもらえないとか。
NATROMさんは実際に現役の内科医ですので、このところのインフルエンザ大流行では大変な診察が続いているものと思います。
最近はタミフルなどの抗インフルエンザ薬もありますが、それを投与したところで症状が出ている期間を1日程度縮めるだけだそうです。
また、肺炎などの合併症が心配ですが、抗インフルエンザ薬がこれらの合併症を防ぐわけではないそうです。
特に、子供のインフルエンザで病院へ連れて行く親が他の人からの感染をしてしまう危険性が高そうです。
また、自分がインフルエンザだと思っていても、実際は違う病気であった場合でも、病院でインフルエンザの患者から感染する危険性もありそうです。
とはいえ、症状がひどくて耐え難い場合もありますし、社会的な要請(休むのに診断書が必要)の場合もやむを得ませんので、絶対に病院に行くなとも言えません。
まあできれば行かないほうが良いということでしょう。
私も、高血圧で月に一度行きつけの内科クリニックに通っていますが、この時期は気を使います。
とはいえ、自分が風邪を引いていなくてもマスクをしていくとか、待合室でも風邪ひきらしい人のそばに近づかないとか、帰ったら入念に手を洗うといった程度のことしかできませんが。