爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

次々に明るみに出る医学部入試の不正

東京医大の入試不正事件から他の大学も調査するということになり、始めたところが次々と疑わしい事例が続発、その中で昭和大学が得点操作を認め謝罪と言うものです。

news.nifty.com

一応「謝罪会見」と言うことですが、その周辺ではあまり罪悪感を感じていないようで、「必要悪」のように考えている向きもあるとか。

 

国公立大学ではなく、私立大学であれば国庫からの補助金も何も貰わずやっていけるのであれば、何をやっても良いのかもしれませんが、少なくともその事実は公表した上で実施するべきでしょう。

 

受験の要項には、「当校は男子、現役生優先を目指しますので、女子受験生はー20点、2浪以上受験生は-30点を入試得点から減じて判定します」と明記し、それでも受験生が集まるなら勝手にやればよろしい。

しかし、それを報せずにやるのは受験料詐取に等しいことですので道徳的にはもちろん、刑事上の事件である可能性も出てきます。

 

どうせなら、男子だけを集める医大でも作ったら。

東京女子医大に対抗して、「東京男子医科大学」とか、「日本男子医科大学」とかを作って、募集を男子だけとする大学を設立すればよいのでは。

これも、文科省から文句が出るかもしれないけれど、不可能ではないのでは。

まあ、その大学の卒業生というだけで、患者から避けられるかもしれないけれど。

 

いやはら、どうも社会は「公正」とか「正義」と言うものを軽んじる傾向が強すぎるようで、

私など、本名に「正」の字が入っているためというばかりではないけれど、人一倍「公正」に敏感なのでイライラの溜まる今日このごろです。