熊本以外ではほとんど知られていない方だと思いますが、熊本県八代市のアマチュア写真家の麦島勝(むぎしま・まさる)さんが先日亡くなりました。
麦島さんは、若い頃からカメラに興味を持っていたそうですが、終戦直後から自分の周囲の日常の生活などを写真に撮るということを続けてこられました。
当時はまだ写真というものがそれほど行き渡っていなかった時代ですので、新聞などに載るニュース写真は残っているものの、何気ない日常の風景というものはあまり見ることができません。
ところが、それを数多く撮影してこられ、その写真が残っています。
八代市博物館(八代未来の森ミュージアム)にもその作品集が収められ、HPでも閲覧することができます。
http://www.city.yatsushiro.kumamoto.jp/museum/search/kyword303.jsp
(閲覧はできますが、コピーは不可です)
麦島さんは最近まで撮影を続けられていたようですが、今月17日に90歳で亡くなられました。大きな足跡を残されたと言えるでしょう。