全国のデパートなどで年に一回は必ずあるのではないかという、「全国駅弁大会」
ちょうど、熊本の唯一のデパート「T百貨店」でも実施されています。
毎日の放映ネタに困っているローカルTVでも各局とびついての特集が続いていますが、どうも最近の駅弁で出てくる傾向には食傷気味です。
それは、ウニやイクラ、カニといった高級食材がやたらに盛ってあるというものです。
高級牛肉が山盛りというのもあります。
かつての人気駅弁、函館本線森駅の「イカめし」とか、信越本線横川の「峠の釜飯」といったものは、本当に味があるというものでした。
しかし、どうもあのウニやイクラ満載というものは、「品がない」と感じてしまいます。
もちろん、最近の新顔の駅弁にも工夫を凝らしたものもあり、そういったものは認められるのですが、一部にはあのようなどうかと思うものもあるようです。
まあ、実際に旅に行った時にはそんな駅弁は買おうとは思いませんので、かまわないのですが、そんな「デパート駅弁大会用」のものがはびこるというのも困った風潮かと思います。